特権?

2002年10月1日
あたしの課で、全くの新人と呼べるのは、あたしただ一人。
なので、先輩達はみんな良くしてくれる。
たくさん面倒見てくれる。
心配させてしまっている。
マネージャーなんて、お店に電話してくると、
「体調良くなった?イチゴさんは働きすぎだから、
 早く帰ってゆっくり休むんだよ」って、最近必ず言う。
いやいや、マネージャーこそ休んでくださいよ、とか思うけどね。
風が吹いたら倒れそうなんだもーん。
 
 
この間、新店の設営にお手伝いに行った。
グランドオープン前の、何もないガランとした建物の中で、
みんな黙々と作業。
ひたすらダンボール運んで、開梱して、汗かいた。
空調効いてなくて、めちゃ暑いんだもん。
そんな事はさておき。

 
久しぶりにおにーさまに会った。
そんなに話とかもしなかったんだけど、
顔を見たら何だか懐かしくって、気が抜けて、
うっかり泣きそうになった。
一緒にお仕事してた時は、毎日があんなにも楽しかったのに。
今はグダグダ。
店のレベルが恐ろしく低い毎日。
本来は設営に行ったら、店に戻らず直帰して良いんだけど、
社員不在で、あまりに酷い状態だとマネージャーが判断して、
一人先に上がって、店に強制送還。
「戻りたくない」って気持ちが顔に出てたみたい。
戻りたくないと思うような店って、最悪じゃない。
おまけにちょっと泣きそうになって、おにーさまに勘付かれた。
いつも笑ってるあたしがこんな顔してるから、
さすがに何かあったんだろうと思ったらしく、
大丈夫か、今度飲みに行くぞ、って何度も声かけてくれた。
先輩ってサイコー。
 
 
帰りの電車の中で、店に戻ったらグダグダ言われるであろう事柄の、
一通りの「ごめんなさい」の言葉を考えてた。
あたし、なんでこんな事で悩まなきゃいけないんだろう?
こういうのが、あたしの仕事なの?
すごく情けなくなった。
そんな気持ちで店に戻ったら、もう退職してしまったんだけど、
一番信頼して尊敬してた準社員さんが遊びに来てくれてて。
普通にPOP書いたり、メンテしたり、働いてくれてた。
 
 
あたしは、いつもこの子に救われてる。
どうしようもなく落ち込んでる時に、いつも会いに来てくれて、
イチゴは全然ダメなんかじゃないよ、って言ってくれる。
たくさん頑張ってくれてるの分かってるよ、って言ってくれる。
こういう人に出会えて良かった。
社員になってもおかしくないくらい、
高いレベルで仕事が出来る人だった。
半年間だけだったけど、
一緒に働くことが出来て、本当に良かった。
大切にしなきゃ、みんなを。
 
 
 
 

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